静岡・東伊豆町で高齢女性を監禁した罪などに問われている男に検察は懲役7年を求刑
3月、静岡県東伊豆町で、高齢女性を監禁した罪などに問われている男の裁判で、検察は懲役7年を求刑しました。
住居不定・無職の男(65)は3月、東伊豆町の高齢女性に現金を要求した上で、軽トラックを奪い空き家で監禁。また4月には農機具小屋に刃物を持って立てこもった罪に問われています。
これまでの裁判で男は「強盗はしていない」と起訴内容を一部否認するなど、女性に現金を要求し軽トラックを奪ったとされる犯行の真偽が争点となっていました。
地裁沼津支部で開かれた公判で、検察側は「殺されるかもしれないという恐怖の中、連れ回され監禁された被害者の精神的苦痛は看過できない」とし、懲役7年を求刑しました。
一方、弁護側は「現金を奪おうとした証拠は被害者の証言のみであり、軽トラックも返すつもりでいた」と主張しました。
判決は2026年1月16日に言い渡されます。

