自衛隊のヘリコプターが10分間にわたりレーザーを照射される 自衛隊は警察に通報「可能な対策を講じる」 静岡・裾野市上空
静岡県裾野市の上空を飛んでいた自衛隊のヘリコプターが10分間にわたりレーザーを照射されました。被害はありませんでしたが、自衛隊は警察に通報し「可能な対策を講じる」とコメントしています。
木更津駐屯地によりますと、16日午後8時ごろから10分間、裾野市千福が丘の上空を飛んでいた陸上自衛隊第1輸送ヘリコプター群所属のCH-47JA1機がレーザーを照射されたということです。
ヘリコプターには5人の隊員が乗り、飛行訓練をしている最中でした。
隊員にけがはなく、機体に被害はありませんでした。
レーザーは三島市の三島賀茂インターチェンジ付近から発射されたとみられています。
自衛隊では木更津警察署と静岡県警に通報していて、第1ヘリコプター団長の伊東佳哉陸将補は「乗員や航空機の安全を脅かす危険な行為が発生したことは極めて遺憾です。本事案を深刻に受け止め、関係機関との連携等、可能な対策を講じてまいります」とコメントしています。

