【工場刺傷事件】従業員を次々刺し漂白剤まいたか 15人を病院に搬送、6人は重傷 38歳の男を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕 静岡・三島市
静岡県三島市の工場で従業員らが次々に刺されました。15人がけがをしていて、うち6人が重傷。38歳の男が殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されています。
板垣亮記者:「事件があった三島市の工場です。一帯はこのように警察官が立っていたり規制線が張られていたりしていて、物々しい様子が見て取れます。そして奥には捜査員でしょうか職員でしょうか多くの方が居る様子もうかがえます」
26日午後4時半ごろ、三島市にある横浜ゴムの工場で「何者かに5~6人刺された」と消防に通報がありました。消防などによりますと、従業員ら男性15人がけがをして病院に運ばれ、うち6人が重傷です。全員意識はあり、命に別状はないということです。
近隣住民:「交通事故だと思って気になって見に来たんですけれども、ちょっとこのあたりに来ると規制線みたいなのも張られたりしたんで。あ、これは違うなと思って、家族にもすぐに連絡して、戸締りだとかはいいましたけれども。事故とか事件とか、全く無縁なところだと思ってましたから、本当に身近でこんなことが起きるっていうのは非常にショックを受けている」
警察は現場にいた三島市の無職の男(38)を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕しました。捜査関係者によりますと、男はガスマスクのようなものをつけた状態で漂白剤をまいていて、凶器はサバイバルナイフのような刃物だということです
