300m沖合でうつぶせで見つかる…友人が救助するも意識なし　シュノーケリングの74歳男性が死亡　静岡・南伊豆町

　静岡県南伊豆町の吉田海岸で２９日、シュノーケリングをしていた男性が意識不明の重体となり、搬送先の病院で死亡しました。

　２９日午前１１時ごろ、静岡県南伊豆町の吉田海岸で「男性が海におぼれている。岸にあげられたが意識がない」とその場にいた釣り人から１１０番通報がありました。この水難事故で、埼玉県日高市に住む７４歳の男性が搬送先の病院で死亡が確認されました。警察によりますと、男性は友人とシュノーケリングをするために吉田海岸に訪れていて、海岸から南東約３００メートル離れた沖合で、うつぶせ状態で海に浮かんでいたということです。

　友人がまもなく救助し、岸に引き上げたものの、男性はその時点で意識不明の重体でした。

　警察は体調が悪い場合は、水辺に入らないよう呼びかけています。