焼津漁港の冷凍カツオ窃盗事件で2人を書類送検 計量担当の漁協職員と水産加工会社の社員 静岡県警

 静岡県の焼津漁港で起きた冷凍カツオ窃盗事件の第3ルートの犯行に関与したとして、焼津漁協の男性職員と水産加工会社の男性社員が書類送検されたことがわかりました。

画像: 焼津漁港の冷凍カツオ窃盗事件で2人を書類送検 計量担当の漁協職員と水産加工会社の社員 静岡県警

 焼津市の水産加工会社の44歳の元常務の男と別の水産加工会社の67歳の元取締役の男ら5人は、焼津漁港で焼津市の船会社が水揚げした冷凍カツオおよそ23トン=時価359万円相当を盗んだ疑いで、4日朝、送検されました。

 捜査関係者によりますと、事件当時、計量を担当していた焼津漁協の20代の男性職員と、67歳の元取締役の男が当時取締役を勤めていた水産加工会社の40代の男性社員2人についても、この窃盗事件に関与していたとして書類送検したということです。

 一連の事件をめぐっては、漁協職員と元職員を含む6人に執行猶予付きの有罪が確定しています。