公金1000万円を横領した元職員を刑事告訴 懲戒免職の33歳男性「競馬で大きく当てて返したいと思った」 静岡・富士市
富士市はおよそ1000万円を横領していたとして、元職員を刑事告訴しました。
刑事告訴されたのは富士市の元職員の33歳の男性です。
市によりますと、この男性職員は生活支援課で経理を担当していた2018年12月から去年3月にかけて、生活保護費の返還金など1000万円余りを横領したとして去年6月に懲戒免職処分を受けています。男性職員は当時「ローンで金を借りて競馬に使った。借金の穴埋めの為に市の金を持ち出し、競馬で大きく当てて返したいと思った」と話していたということです。
横領した金は全額返金されていますが、市は「事件の重大性に鑑み看過できない事案であり刑事告訴に至った」としています。