「疲れて歩けない人がいる」…富士山6合目で71歳男性を救助 5合目の臨時派出所に偶然いた3人の山岳遭難救助隊員が向かい 静岡・富士宮市
7日、静岡県富士宮市側の富士山6合目で、71歳の男性が疲労で立ち上がれなくなり、警察の山岳遭難救助隊員に救助されました。
警察によりますと、京都市の71歳の男性は5日から2泊3日の日程で富士山に登り、7日朝、山頂から下山していました。ところが、6合目付近で疲労から足の力が入らなくなって歩けなくなった、ということです。
6合目の山小屋の関係者が「疲れて歩けない人がいる」と警察に連絡しました。たまたま5合目に設置された富士宮警察署の臨時派出所に3人の山岳遭難救助隊員がいたことから、3人が6合目に向かい、1時間後に男性と合流、救助しました。男性は意識ははっきりしていて、けがもない、ということです。