静岡県警が警察官16人処分…入院した被告の逃走事件 具体的指示をしなかった男性警部は減給3カ月
2025年、静岡県伊豆の国市の病院から、入院中の被告の男が逃走した事件で、静岡県警は関係した警察官16人を処分しました。
2025年12月、伊豆の国市の病院で入院中の被告の男(54)が窓のカギを壊して7階の病室から逃走し、およそ12時間後に静岡県三島市内で逮捕されました。
この事件では、複数で行うべき監視が病室内では1人でカーテン越しに行われるなど不適切な対応が明らかになっています。
この問題に関して、県警は19日、計16人の処分を発表しました。富士宮警察署に所属する60代の男性警部は署員に対して具体的な指示を行わなかったとして減給10分の1、3カ月の懲戒処分を受けました。男性警部は聞き取りに対し、「現場任せにしてしまい、多くの人に迷惑をかけてしまった」と話しているということです。
そのほか、逃走時に監視に当たっていた警察官や富士宮警察署の署長・副署長ら合わせて15人が本部長訓戒や所属長訓戒などの処分を受けました。
県警の佐藤弘道警務部長は「再発防止に努めてまいります」とコメントしています。