自転車の交通違反に反則金 いわゆる青切符の制度開始から1週間 交通指導の現場は?

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 自転車の交通違反に反則金を課す、いわゆる青切符の制度開始から1週間。交通指導の現場を取材しました。

●警察による交通指導:
警察「歩道になりますので、歩いていくか自転車も車道を走ってください」
自転車「はーい」

 4月から新たに始まった、自転車の“青切符”制度。7日静岡市で、朝の通勤・通学の時間帯に合わせて行われていたのは…。

●ディレクター:
「自転車の道路交通法が改正されて、およそ1週間。こちらの交差点では警察の方による交通指導が行われています」

 車も自転車も多く行き交う、通称・北街道にある、水落交差点。

●警察による交通指導:
警「車道の左側」
自「あそこまではOK。あー」
警「車道の左側を走るか、歩いて行ってください」
自「分かりました。こっち(車道の端)だったらってことですね」
警「はい」

 この交差点、少しだけ複雑なんです。画面奥から交差点までは、自転車も走ることができる歩道。北街道に向かってくるこちらの道も、交差点までは自転車が歩道を走行可能です。しかし、この先画面奥の商店街は、歩道の走行は禁止。

 自転車は車道左側にある、矢羽根型(やばねがた)の路面表示部分を通行するルールです。

●学生に警告カード:
警「右側じゃなくて左側」
自「はい」
警「で、ここは走っちゃいけない歩道の区間だから、今日は警告ですね。警告書ね。ここからそこまでだから歩いて行って、原則左側通行お願いしますね」

 今回は警告書ですみましたが、自転車の歩道走行や右側通行も、先週から始まった“青切符”の対象。指導や警告に従わない場合などは、6000円の反則金が科されることも…。

 制度開始から、1週間が経ちましたが・・・。

●ディレクター:
「イヤホンをしながら走行している方もいます。右側通行もしていますね」
「イヤホンをしている方がいます。あ、そのまま走りだしました」
「ハンドルに袋をかけて自転車をこいでいる人がいます。」
「あちらの方もバッグをかけていますね。バッグをかけて走行している人多いですね」

 イヤホンをして周囲の音が聞こえない状態での運転や、ハンドルに重い荷物をかけての走行は、5000円の反則金の対象です。

 一時不停止の反則金は、5000円。“ながらスマホ”は直ちに青切符の対象となり、1万2000円の反則金が科されます。

●静岡中央警察署 交通第一課 阿井千敏課長:
「切符を切られてしまうからとか、違反をして指導を受けるからではなく、引き続き安全に走行していただくように話をしていきたい」

 4月から交通ルールが変わったのは、自転車だけではありません。

● 名正運輸 スタッフ:
「自転車の横を通る際は、(間隔を)広めに取って十分気を付けて。いってらっしゃい」

 東海地方を中心に物流拠点を置く、物流・運送企業の名正運輸の配送に同行すると…

● 名正運輸 シルバードライバー 望月鷹秋さん:
Q「自転車走っていますね」
「(センターが)オレンジのラインなので、なかなか1mの間隔をあけて追い越すのは難しそうなので、速度を緩めて追い越す形を取ろうかと思います」

 1日からの道交法改正によって、道路を走る自転車を車が追い越す際には、少なくとも1メートル程度の間隔を取らなければ、車のドライバーは、5万円以下の罰金などの罰則が科せられる可能性も…。

 1メートル程度の間隔が取れない場合は、20キロから30キロほどまで、スピードを落とす必要があります。

● 名正運輸 シルバードライバー 望月鷹秋さん:
「追い越せないような状況であれば、渋滞の元になってしまうと思う。ずっと自転車の後ろをくっついていかなければいけないので。渋滞は作ってしまうかなと」

 今回の法改正によって、遅れのない配送と安全確保の両立がこれまで以上に求められることになりそうです。

● 名正運輸 シルバードライバー 望月鷹秋さん:
「自転車も自動車も互いに気をつけてやっていければ事故は起こらないと思う」

自転車の交通違反に反則金 いわゆる青切符の制度開始から1週間 交通指導の現場は?