職を失いネットカフェ転々と…26歳男が連続事務所荒らしか 「生活費や遊興費ほしかった」 静岡県警32件検挙し捜査終結と発表

 26歳の男が静岡県内などで会社事務所に侵入し、現金を盗むなどの犯行を繰り返していたとされる事件で、警察は23日、これまでに32件を解明し、捜査を終えたと発表しました。

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 住居不定の無職の26歳の男は、3月ごろから2カ月間に渡って静岡県、神奈川県、京都府にある会社の事務所や飲食店の窓ガラスを割るなどして侵入し、現金や腕時計などを盗んでいた疑いが持たれています。男は5月、浜松市の会社事務所に侵入し、現金と車を盗んだ容疑で逮捕されていて、警察の調べで、ほかの事件への関与が浮上したということです。警察は男の余罪を捜査、これまでに32件、現金およそ280万円、腕時計や車、工具類などおよそ20点の窃盗を検挙し、捜査を終結しました。被害総額は570万円に上るということです。

 警察によりますと、男は今年に入ってから職を失い、インターネットカフェを転々としていました。警察の調べに対し、「生活費や遊興費がほしかった」と話し、容疑を認めている、ということです。