廃棄物が混入した土砂が敷地から流出した宗教法人に静岡県が措置命令
静岡県伊豆市の宗教法人の敷地から廃棄物が混入した土砂が流出した問題で、静岡県はこの宗教法人などに廃棄物処理法に基づく措置命令を出しました。
措置命令を受けたのは、伊豆市大平柿木の宗教法人「平和寺」と、その役員ら8人です。
県によりますと、2020年8月ごろまでに、平和寺の敷地に廃棄物が混入した大量の土砂が盛られ、その土砂が近くを流れる柿木川に流出したということです。
県は適正に処理するよう繰り返し指導したものの、平和寺はこれに応じませんでした。
今回の措置では、流出した廃棄物・全ての撤去と、さらなる流出の防止対策について、10月中に計画を提出し、今年度中に完了するよう命じています。