証拠隠滅罪で2人を起訴・静岡地検沼津支部 三島市の男性殺人事件で
3月、三島市で当時32歳の男性が殺害された事件で、現場から凶器を持ち去ったなどとして逮捕された5人のうち、地検沼津支部は2人を起訴しました。
証拠隠滅の罪で起訴されたのは三島市御園の会社役員(36)と住所不定の建設業の男(36)です。
起訴状などによりますと、会社役員は3月、三島市で当時32歳の男性が殺害された事件で、現場の血だまりを水で洗い流した上、凶器の包丁が入ったカバンを建設業の男に手渡して持ち去らせたとみられています。
また、共犯とみられる27歳の男については、罰金10万円の略式命令を出しました。
一方、同様に証拠隠滅の疑いで逮捕された55歳と25歳の男性については、不起訴としました。地検沼津支部は不起訴の理由を明らかにしていません。