リーダー格の指示に違反したら“制裁”と称し暴行・恐喝 『ペン型拳銃』所持で5人を逮捕

 殺傷能力のあるペン型の拳銃を所持したなどとして、指定暴力団住吉会系組員の男ら5人が逮捕されました。匿名・流動型犯罪グループの犯行にも手を染めているとみられています。

提供:静岡県警刑事部組織犯罪対策局捜査第四課
提供:静岡県警刑事部組織犯罪対策局捜査第四課
撮影場所:伊豆中央警察署 5月8日撮影

 銃刀法違反の疑いで逮捕されたのは、千葉県松戸市に住む指定暴力団住吉会系組員(41)ら男5人です。5人は3月、静岡県伊豆の国市のグループの拠点として使用していた住宅で、ペン型の拳銃2丁と実弾11発を所持した疑いが持たれています。ペン型拳銃は長さ17センチで、22口径、重さ93グラムで静岡県警は殺傷能力があるものとみています。

 また、このうち3人は2月、静岡県沼津市の山中でグループの一員である20代の男性の頭部を棒状のもので複数回殴るなどの暴行を加えたとして、殺人未遂の疑いで逮捕されました。男性は頭から出血したり、左手の指を骨折したりするなど全治4か月の重傷を負いました。

 さらに、3人は2025年11月中旬から1カ月間で2回にわたり、元グループの一員である30代の男性からおよそ500万円を脅しとった疑いが持たれています。事件の捜査で家宅捜索したところ、拳銃2丁と実弾が発見されたということです。

 5人は組員をリーダーとした地元などの不良が集まったグループで、組員の指示に違反すれば、制裁と称して犯行に及んでいたということです。警察は5人の認否を明らかにしていません。いわゆるトクリュウにも手を染めていて、得た収益は暴力団の資金源になっているとみて捜査しています。