窃盗罪で罰金の気象台職員に停職6カ月の懲戒処分 職員は辞職

 気象庁は大型量販店で電子機器を盗んだ静岡地方気象台の職員を停職6カ月の懲戒処分としました。職員は25日付で依願退職しました。

画像: 静岡簡裁

静岡簡裁

 懲戒処分を受けたのは、静岡地方気象台に勤務する59歳の事務職員の男性です。職員は2月、清水区内の大型量販店で防犯タグ4点(合わせて4400円)を盗んだ疑いで逮捕・送検されていました。静岡区検は1日、布団1点の余罪を加えて職員を略式起訴し、静岡簡裁は罰金30万円の略式命令を出しました。罰金は納付済みだということです。

 気象庁は25日付で、職員を停職6カ月の懲戒処分とし、職員は辞職しました。

 藤田英之総務課長は、「本事案は誠に遺憾であり、国民の皆様に心からお詫びを申し上げます。組織一丸となって、再発防止と綱紀保持の徹底に努めてまいります」とコメントしています。