「1万円ポッキリ」のはずが料金は十数万円 スマホ取られて帰れず追加注文 女性客「こんなはずじゃない」と警察に相談 22歳のホストを逮捕
飲み物の注文を迫るため、女性客からスマートフォンを取り上げ困惑させたとして、ホストの男が逮捕されました。2025年6月の法律改正以降、静岡県内では初めての摘発です。
坂井剣一郎記者「今、容疑者が出てきました。警察車両に入っていきます」
改正風営法違反の疑いで逮捕されたのは、自称・静岡市葵区に住む22歳のホストクラブ従業員の男です。男は5月下旬、勤務するホストクラブで、県中部に住む20代の女性客に対し、アルコールなどを注文させ、料金を支払わせる目的でスマートフォンを取り上げ、帰れなくさせて困らせた疑いが持たれています。
警察担当記者解説
和田佳代子記者
「今回の事案で違法とされたのは、客の私物を取り上げて店から帰れない、あるいは指示に従わなければならない状態にさせたうえで、アルコールを注文させるなど困らせた行為が対象です。去年6月の風営法改正で新たに禁止された内容で、この規定での摘発は県内で初めてです」
もともと男の知人だったという女性。店を訪れたのはこの日が初めてでした。
容疑者
「料金は1万円ポッキリだよ」
女性客
「これだけのお金しかもってないから…」
容疑者
「大丈夫、十分足りるよ」
こう誘われて入店しましたが、男は「ランクが下がる。もっと注文してほしい」などと注文を求め、女性は最終的に十数万円を支払いました。
女性が警察に相談したことで、発覚し摘発につながったということです。
和田佳代子記者解説
「そもそも、この行為が禁止された背景には、恋愛感情を利用したいわゆる『色恋営業』などで、多額の借金を背負わされる事案が相次いだことがあげられます。今回の被害女性は代金を支払っていますが、客が料金を支払わなくても断れない状態にした時点で違法となります」
警察は男の認否を明らかにしていません。