身分を隠し花火大会の露店出店権利をだましとる…暴力団の男ら7人を逮捕

今年の沼津夏祭りで暴力団であることを隠して露店の出店権利をだましとったとして、指定暴力団六代目山口組傘下の藤友会組員ら7人が逮捕されました。

 詐欺の疑いで逮捕されたのは指定暴力団六代目山口組藤友会組員の男(66)と妻(52)ら7人です。

7人は7月に開催された第75回沼津夏祭り狩野川花火大会で、暴力団排除条項が規定されているにも関わらず、暴力団であることを隠し、露店の出店権利をだまし取った疑いが持たれています。

 警察によりますと、露店の出店には、反社会勢力やその関係者ではないことなどの誓約書が必要で、誓約書には妻らの名前が使われていましたが、実質的な経営は男らが関与していたということです。

 警察は男らが容疑を認めているかどうか明らかにしていませんが、余罪があるとみて金の流れなどを追及する方針です。

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