静岡・熱海市の土石流災害 安否が確認できない64人の氏名を公表 別荘地が多く確認作業が難航
静岡県熱海市で土石流が発生した災害で、県は5日夜、安否の確認ができない64人の氏名を公表しました。
熱海市は4日、当初およそ20人としていた安否不明者の数を、一旦白紙にすると発表し、伊豆山地区の住民基本台帳などを元に改めて安否確認を進めていました。その結果、5日午後8時時点でまだ確認のできない64人の氏名が県を通して発表されました。
熱海市には別荘が多く居住実態が把握できず、確認作業が難航しているといいます。そのため熱海市は別荘を所有している人や伊豆山地区に住む人に自治会の役員などへ安否の連絡をするよう呼び掛けています。