静清バイパス橋げた落下事故 橋げた搬出のための分割作業始まる 警察は分割した橋げたを押収する方針
静岡市の国道1号静清バイパスの橋げたが落下し、8人が死傷した事故で、22日朝から搬出に向けて橋げたを分割する作業が始まりました。
6日静岡市清水区の国道1号静清バイパスの高架化工事中に、長さおよそ63m、重さ140トンの鋼鉄製の橋げたが落下し、作業員2人が死亡、6人が重軽傷を負いました。
久須美舞記者:
「事故現場では橋げたの撤去作業が進められています。取り外された一部がクレーン車で運ばれています。」
静岡国道事務所によりますと、橋げたは8つのブロックに分けて数日かけて搬出し、その後路面の補修などを行うということです。
現場付近の対面通行の解除は、8月半ばの見込みです。
付近の住民は:
「2車線が1車線になって渋滞が結構多いなと日々感じますね。時間がかかると思ってたんですけど、思いの他早く始まるのかなという印象を受けています」
警察は分割された橋げたを押収し、引き続き詳しく調べる方針です。