中央区、家康区に浜名区、直虎区… 浜松市の新区名募集にそれぞれ2300案以上 進め方に異論出され絞り込みは持ち越しに

浜松市の行政区再編特別委員会は新しい区の名称の候補を検討しました。ある程度の数まで絞り込む方針でしたが、進め方に異論が出て持ち越しなりました。

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浜松市の行政区再編をめぐっては、行政コストの削減などを目的に現在ある7つの区を3つに削減する「新3区案」が、特別委員会で了承されています。5日午前に開かれた委員会では、7月末から先月までの間に募集した中区と東区、西区、南区、それに北区の一部からなる「A区」と、浜北区と北区の大部分を含む「B区」の名称について候補を検討しました。
 
 新しい名称の募集にはA区に2315案、B区に2400案が寄せられ、A区には中央区や家康区など、B区には浜名区や直虎区などが件数の上位に挙がりました。
 しかし委員から「市民の少数意見を応募の段階で、行政側が選考から外してしまうのはおかしい」などの異論が出ました。そのための絞り込みは持ち越しとなり、8日に開かれる審議会で改めて協議されることになりました。