超大型倒産の発生で負債総額が大幅増 静岡県10月企業倒産

10月の静岡県内の企業倒産は、倒産件数は6カ月連続で10件台にとどまったものの、超大型倒産の発生で負債総額は大幅に増えたことが民間の調査機関のまとめでわかりました。

帝国データバンクのまとめによりますと、10月の県内企業の倒産件数は19件で、6カ月連続で10件台にとどまりました。
しかし、負債総額は旧淡島ホテルグループの長田事業が負債額112億円で倒産したため、10月としては過去10年間で最多の226億3400万円となりました。
今後の見通しについて帝国データバンクでは、「半導体不足などの
マイナス要因が解消されておらず、新型コロナウイルス第6波への警戒感も強いため、幅広い業界で経営破綻する企業が増える恐れが
ある」としています。