静岡市新サッカースタジアム建設 JR清水駅東口を最有力候補地としながらも現スタジアムの改修案も検討へ

新たなサッカースタジアム建設に向けた検討委員会が開かれ、JR清水駅東口を最有力候補地とした上で、改修案についても検証を進める方針がまとまりました。

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静岡市新サッカースタジアム建設 JR清水駅東口を最有力候補地としながらも現スタジアムの改修案も検討へ

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IAIスタジアム日本平は屋根の仕様でJリーグの基準を満たしておらず、改修の必要に迫られています。

 これまで委員会では候補地について協議を進めていて、JR清水駅東口の「ENEOS製油所跡地」に整備する案と現行のIAIスタジアム改修の2つの案に絞られていました。

 7日の委員会では、静岡市が行ったパブリックコメントを踏まえた結果が 事務局から示されました。

 JR清水駅東口を候補地とする案については、「まちづくりやアクセス面で優れていることから最有力候補地にふさわしい」とした上で、「津波や液状化対策などの課題が多く存在するため、対応やコストについて検証する必要がある」とまとめました。

 一方で、課題解決が難しい場合の対応として、現スタジアム改修のコストについても検証を行う必要性が示されました。

 委員会は今後の検証によって最終決定を行う方針です。

エスパルス 山室晋也社長:
「悲願の新スタジアムの大きな一歩を踏み出すことができる。いろいろな課題がこれからあるが、それを1つ1つ解決していく。これから実行力が問われる」