浜松市・磐田市も10万円現金支給の方針　「18歳以下への10万円相当の給付」で島田市に続いて

静岡県内で最も人口が多い浜松市が全額現金で支給する方針を表明したのです。
浜松市では、およそ12万2000人が支給の対象となります。

浜松市担当者：「クーポンによる支給では事務手続きと費用の負担が大きいし、利用者の使い勝手も悪い。子育て用品を売っていても、その店が申請店でなければ利用ができない」

クーポンでの支給を実施するためには印刷業者への発注や、店を募集して説明会を開催するなど、様々な事務手続きが必要になります。そのための経費は1億4000万円程度になるそうですが、現金で給付した場合は、事務費が2500万円程度に抑えられるといいます。単純計算で1億1500万円の経費が浮くことになります。

浜松市担当者：「現金で給付してほしいという保護者からの声が電話やメールで数十件寄せられている。卒業・入学時期の子育て支援という目的を果たすためにタイムリーな支援ができる方法を優先した」

10万円給付をめぐっては、すでに島田市が全額現金で給付する方針を示しています。また、磐田市も全額現金で給付する方針を固めたということです。