静岡県知事 市町の新型コロナ支援策として30億円を「2月補正」に計上
午後2時から開かれた静岡県の川勝知事の定例会見。
新型コロナの支援策として、市や町の経済対策を助成するため2月補正予算案に30億円を計上することを発表しました。
新型コロナの支援策として、市や町の経済対策を助成するため2月補正予算案に30億円を計上することを発表しました。
〇 川勝知事 午後2時
「地域の実情に応じた支援を適格に実施するには市町と連携強化が不可欠。市町と一体となって地域経済を支えます。
予算は30億円。交付率は2分の1を予定。市町と合わせると全体で60億円規模の事業となる。スピード感をもって支援するため2月の県議会定例会において詮議をお願いしたいと考えている。
対象事業は例えば飲食、宿泊観光などのコロナ禍の影響が大きい業種への経営支援。給付金。さらにプレミアム付き商品券発行等の消費喚起策と、市町が地域の実情を踏まえ取り組んでいる、これをベースにして幅広く支援したい」
一方、感染者が急増する御殿場市は、市内全域の飲食店に時短要請を行うよう、きょう県に要望しました。
これについて川勝知事は…。
〇 川勝知事
「御殿場は神奈川のすぐ近くなので非常に困られていると。
しかし、今回の感染者の増大は自衛隊の方で起こったということで時短要請協力金となるとステージ4の指標、国との協議があって、中々難しい。だけど市町を助ける方法はある。(県の助成制度で)救済に乗り出してほしいと思います」
そして、開始の遅れが指摘されているワクチンの集団接種については…。
〇 川勝知事
「県内市町のワクチン摂取の体制を確保するとか、またスケジュール設定を明確にするのが目下のところはまだ難しい。国が早急に必要な事業を示して頂いて、ワクチン摂取に必要な範囲で十分な財政措置を講じていきたい。国にもこうした面での財政措置もお願いしたい」