三ヶ日みかんと丹那牛乳…静岡の味を多くの人に　高校生とコンビニが共同開発「みかんみたいなパン」　静岡市・静岡農業高校

　大手コンビ二チェーンと共同開発したのは、静岡農業高校の生徒たち。静岡県内の農業高校としては初めての試みです。全国有数の産地である静岡県のみかんを多くの人に味わってもらいながら、地元を元気にしたいという思いから誕生した、その名も「みかんみたいなパン」。

　生徒たちは今年５月から開発に取り組み、商品の構想作りからパッケージのデザインまで手がけてきました。

　生地に三ケ日みかんが練り込まれ、中のクリームにはみかんに加えて丹那牛乳を使ったホイップクリームなどが入っているのが特徴です。

高校生：「みかんをまずテーマに考えたときに何が一番合うか考えたんですけど、クリームチーズが思い浮かんで、クリームチーズとみかんを合わせたらさっぱり味わいもするので、それが一番のポイント」

　半年間の頑張りが形になり、思わず涙する場面も…。

　「みかんみたいなパン」は、２３日から静岡県など７県のローソンで発売される予定です。