日銀短観4期連続で改善の「プラス4」 プラス転化は2021年の12月以来 日本銀行静岡支店
日本銀行静岡支店は、県内企業の短観=短期経済観測調査の結果を発表し、業況判断指数は4期連続で改善しました。
調査は5月29日から6月30日にかけて行われ、県内265の企業から回答がありました。「景気が良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた割合を引いた業況判断指数は、全体でプラス4でした。前回3月の調査と比べて5ポイントアップし、4期連続で改善しました。プラスに転化するのは、2021年の12月以来です。
業種別でみると、製造業はマイナス4で、前回から8ポイント改善。非製造業はプラス12で4ポイントアップといずれも改善しました。
日銀静岡支店は、「県内の景気は資源高や供給制約の影響を受けつつも持ち直している」と評価しています。