南海トラフ巨大地震を想定した図上訓練を実施 台風の教訓を踏まえた「市町支援機動班」も始動 静岡県
阪神淡路大震災から17日で28年です。静岡県は南海トラフ巨大地震の発生を想定した図上訓練を実施しました。台風の教訓を踏まえた新たな活動部隊も17日から始動します。
訓練は、16日午前8時半に南海トラフ沿いで巨大地震が発生し、静岡県内で震度7を観測、大津波が襲来した想定で行われました。
新型コロナの影響で3年ぶりに行われ、県や自衛隊、警察などおよそ6500人が参加しました。
また、台風15号の教訓を踏まえて17日設置されたのが…。
川勝平太知事:
「災害への対応を振り返る中で各市町からの要望を踏まえて設置されたのが『市町支援機動班』」
市や町の被害状況を確認し、県と自治体との連携を強化する『市町支援機動班』。
各部局から合わせて45人が指名され、17日の訓練では派遣された自治体から中継を結んで被害状況の報告を行いました。
川勝平太知事:
「進化していかねばならない。常に新しいものに取り組むと。そうした形で救援力・ 防災力を高めることが大事だと思っている」