新たな区役所は中区、浜北区、天竜区の庁舎を活用予定 7区から3区へ…行政区再編案示す 浜松市
7つの区を3つに削減する方向で協議されている浜松市の行政区再編で7日、区役所の位置や区の境界線などが示されました。
浜松市の行政区再編は、行政コストの削減などを目的として市議会特別委員会で議論が進められ、11月25日には区の数を3つにする方針でまとまりました。7日の会合では、市側から区役所の位置や区の境界線など具体的な案が示されました。
内定した区割り案は中区や西区などと北区の一部を含むA区、北区の多くと浜北区のB区、天竜区をそのままC区としています。新しい区役所はそれぞれ現在の中区、浜北区、天竜区の庁舎を活用する方針です。市はその理由として「それぞれ現行の区で最も人口が多いため」と説明し、そのほかの今ある区役所は「行政センター」として区役所と同じ行政サービスを維持するということです。一方、学校区や自治会の分割などの変更はないとしています。
市は来年1月17日から市民からの意見聴取を行い、5月に区割り案を正式決定させたあと、新たな区の名称を募集する予定です。