沼津市教育委員会 業者にカメラなど購入を強要か 市長は徹底的な調査と報告を要求
静岡県沼津市の教育委員会は、職員が業者にカメラなどを買わせていた不適正な処理があったと発表しました。
沼津市教育委員会によると、2019年から去年までの遺跡の発掘調査において、文化財センターに所属する職員が、業務の委託業者にデジタルカメラ3台やプリンターなど時価合わせて76万円相当を買わせて、現場で使用していたということです。
関係する職員は6人で聞き取りに対し、購入させた物は調査を行う上で買い替えが必要だったが、予算が通らなかったなどと説明しているということです。
23日行われた沼津市の定例会見では・・
沼津市 頼重秀一市長:
「このような事が発生してしまったことは、極めて残念であると考えている。今後につきましては、教育委員会の方に徹底的な事実関係の調査、こちらの報告があると考えているので、そのようなことをしっかりと受けさせていただき、厳正に対処をしてまいりたいと考えている」
沼津市教育委員会は関わった職員らへの聞き取り調査をすすめ、事実確認と処分を検討するとしています。