「1対1の与野党対決の構図を作るため」 衆院静岡2区 れいわ新選組公認候補、出馬辞退へ

衆院静岡2区から、れいわ新選組の公認候補として出馬を予定していた大池幸男氏が、出馬を辞退すると発表しました。

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「1対1の与野党対決の構図を作るため」 衆院静岡2区 れいわ新撰組公認候補、出馬辞退へ

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れいわ新選組 
大池幸男氏:「衆議院選挙の小選挙区に出馬するというお知らせをしていたが、この度2区からの出馬を取りやめる」

 大池氏は、れいわ新選組の県内唯一の公認候補として、衆院静岡2区から出馬を予定していましたが、「1対1の与野党対決の構図を作るため」として、きょう5日、出馬を辞退すると発表しました。

 辞退の理由として、党本部の情勢調査で野党候補の支持率が分散していて、勝てる見込みが低いことや、9月に野党4党で交わした政策合意の中身が、自身の主張と重なるためとしています。

れいわ新選組
大池幸男氏:「3候補が存続して、投票結果がバラバラになって、本来私たちが求めている政権交代になるための、野党候補が勝つという筋道が遠く離れてしまったという中で、2区において私は身を持して野党の候補者に、私の思いを含めて頑張っていただきたい」

 大池氏は今後、他の選挙区からも立候補せず、比例東海ブロックへの出馬も辞退する方針です。静岡2区からは、自民党で現職の井林辰憲氏(45)、立憲民主党の新人、福村隆氏(58)、共産党の新人、山口祐樹氏(31)の3人が立候補を表明しています。