カーボンニュートラルに向け浜松市が新たな脱炭素化方針を策定　太陽光パネルの設置、公用車の電動化など

　浜松市では2030年度までに、温室効果ガスを2013年度比で46％削減することを目標としていて、2021年度の市有施設運用に伴う二酸化炭素排出量はおよそ8万6000トンと、2013年度比でおよそ26％減少しています。

　しかし、来年度からは天竜区の新清掃工場が本格稼働することから、二酸化炭素は大幅に増加する見込みとなっていることから、浜松市は新たな市有施設脱炭素化方針を策定しました。

　全庁をあげて脱炭素化に向けた取り組みを行うとして、照明のLED化や太陽光パネル設置を進めること、2030年度までに代替可能な全ての公用車を電動化することを定めています。

　中野祐介市長は「次の世代が安心して暮らせる環境を作るうえでやらなければいけない使命。　浜松市が先頭に立って国の目標に向けて進んでいきたい」としています。