ヤマハ2期連続で増収増益 円安による売り上げ増 エレキギター、管弦打楽器の売り上げ好調

浜松市に本社を置く、大手楽器メーカーのヤマハは今年3月期の決算が2期連続で増収・増益になったと発表しました。

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ヤマハ2期連続で増収増益 円安による売り上げ増 エレキギター、管弦打楽器の売り上げ好調

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 ヤマハの決算発表によりますと、昨年度の売上高は4514億円で、為替レートが大幅な円安になったことの影響で、前の年と比べて432億円増加しました。

 営業利益は前の年から28億増加し、459億円でした。

 中国での新型コロナの影響による混乱で楽器事業ではピアノが大幅な減収となった一方、エレキギターや、北米で管弦打楽器の売上は好調だったということです。

また、音響機器事業は半導体不足の影響を受け、オーディオ機器で大幅な減収となりましたが、業務用音響機器では商品供給が進み、増収となりました。

 一方、今年度の業績予想については材料不足の緩和やヨーロッパ・中国での市場回復を見込んでいて、2019年以来の過去最高の営業利益を予想しています。

ヤマハ山口静一常務取締役:
「しっかり中国の消費が戻ってくるのかというところ、一般的にまず市況がどうなっていくのかというところはよく見ていきたいと思っている」