「基調としては持ち直している…」8カ月連続据え置き 10月静岡県内金融経済動向 日銀静岡支店
日本銀行静岡支店は10月の静岡県内金融経済の動向について「基調としては持ち直している」と全体の判断を8ヵ月連続で据え置きました。
日銀静岡支店は県内の景気について「新型コロナウイルスや供給制約の影響を受けている」と評価しつつも「基調としては持ち直している」との判断を8ヵ月連続で維持しました。
個人消費や公共投資生産など7つすべての項目の動向についても判断を据え置きました。
最近の円安について小泉達哉支店長は「輸出企業にはプラスだが効果は少なく輸入価格が上昇するなどマイナス面は全体的に大きい」と評価しました。
また県内に大きな被害をもたらした台風15号については「いまのところ致命的な影響を与えるような問題はないが復旧に時間がかかる可能性もあり注意深く見ていく必要がある」としています。