桜ヶ丘病院の建設工事入札が不調…円安や資材の高騰が影響か 来年度中の開院に『黄信号』 静岡・清水区

 計画に遅れが出る可能性もあります。静岡市清水区の桜ヶ丘病院の建設工事の入札が不調に終わったことが分かりました。

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桜ヶ丘病院の建設工事入札が不調…円安や資材の高騰が影響か 来年度中の開院に『黄信号』 静岡・清水区

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 桜ヶ丘病院は老朽化が進み、JR清水駅東口公園への移転が決まっています。病院を運営するJCHOによりますと、3月末、工事を担当する業者を決める一般競争入札を行い、2社が参加しました。しかし、2社の入札価格が、病院側の予定価格を上回ったため入札は不調に終わりました。円安や資材の高騰が影響したとみられるということです。JCHOは今後、条件などを再検討し、改めて公示する方針です。

 新たな病院は、来年度中の開院を目指していますが、工事の期間は入札業者が決まってから調整するため、遅れが出る可能性があります。移転計画を進めてきた市は、「状況を注視している」としています。