浜岡原発再稼働「容認」4割強、「停止」3割弱 電気料金の高騰が原因か…市民の意識が変化 静岡・牧之原市
静岡県牧之原市が実施した市民意識調査で浜岡原発の「稼働」を容認する声が増えている事が分かりました。
調査には2011年度より浜岡原発の今後についての質問が加えられました。
22年度の調査で初めて「稼働」が36・4%「停止」が32・0%と僅差で稼働容認派が上回りました。
そして今年度は「稼働」が42・2%「停止」が28・5%とその差が大きく開く結果となりました。
杉本基久雄市長:
「燃油高・電気料の高騰、そういったものが市民生活に大きく影響を及ぼしている」
「今ある原子力発電に変われば、電気料が安くなるのではないかという期待感があるということではないかと思います」
「国策で進めていることですので、再稼働に対するルールを国がしっかり示すべきだと私は思っています。」
今年度の調査は4月28日から5月12日まで無作為で抽出した16歳以上の1400人が対象で、685人(48・9%)から回答を得ていました。