日銀短観 2期連続改善 金属製品や輸送用機械が大幅に改善 静岡県
日銀静岡支店は、短観=短期経済観測調査の結果を発表しました。新型コロナの影響で、引き続き厳しい状態にありますが、持ち直しの動きも見えるとしています。
調査は11月11日から12月11日にかけて行われ、県内企業271社から回答がありました。「景気が良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた割合を引いた業況判断指数はマイナス20で、前回9月の調査と比べて13ポイント改善しました。2期連続の改善となります。
業種別にみると、自動車の需要が増えたことを背景に「金属製品」や「輸送用機械」が大幅な改善となりました。持ち直しの動きも見える一方で、50ポイントの改善と一番上昇幅が大きかった「宿泊、飲食サービス」は、「GoToキャンペーン」の停止が決まったため、先行きは不透明としています。