スプリンクラーが突然作動し楽器水浸し 事故調査委始まる…委員長「客観的に検証し一定の見解導き出したい」 静岡・裾野市
静岡県裾野市でスプリンクラーが突然作動し、楽器などが水浸しになった問題で、原因を究明する事故調査委員会の初会合が開かれました。
白鳥衛記者:「事故調査委員会の委員長が大ホールへ入って行きます。これからスプリンクラーが作動した大ホールを見るということです」
9月下旬、裾野市民文化センターでオーケストラのリハーサル中に、突然スプリンクラーが作動し、舞台や楽器が水浸しになりました。
この問題について28日午後、原因を究明する事故調査委員会の初会合が裾野市民文化センターで非公開で開かれました。委員会終了後、委員長の静岡大学工学部機械工学科の近藤淳教授が会見を開きました。
静岡大学工学部 近藤淳教授:「技術的そして学術的な見解と見地から、客観的に検証し、委員会として一定の見解を導き出せればと考えている」
28日の委員会では、主に委員長と3人の委員の顔合わせが行われたほか、委員長が問題となったスプリンクラーの操作盤やポンプ室、配管設備などを視察したということです。次の会合は来月19日に行われます。