新型コロナの影響で倒産20件 静岡県は全国4番目
長期化する新型コロナの影響は、経済に影を落としています。感染拡大によって倒産した県内の企業は20件に達し、全国で4番目に多いことがわかりました。
民間の信用調査会社・帝国データバンクによりますと、新型コロナの感染拡大に関連して倒産した企業は全国で425件に上っています。
静岡県は東京、大阪、北海道に続き、4番目に多い20件となっています。業種別では、「サービス業」が最も多い13件で過半数を占めています。
帝国データバンクは、これから詳細を分析するとした上で、全国4番目の倒産件数となった理由に静岡県は他の地域より企業の状況を把握できていることを挙げています。
新型コロナ収束の兆しが見えないことから、今後は、手元の資金が底を尽きそうな企業への支援が必要としています。