「物価高で苦しい」…生活保護引き下げの取り消し求める裁判の原告ら 判決を前に集会で苦境を訴える

 生活保護費引き下げの取り消しを静岡県内の受給者らが求めている裁判で、支援者らが14日、集会を開きました。

画像: 「物価高で苦しい」…生活保護引き下げの取り消し求める裁判の原告ら 判決を前に集会で苦境を訴える youtu.be

「物価高で苦しい」…生活保護引き下げの取り消し求める裁判の原告ら 判決を前に集会で苦境を訴える

youtu.be

 裁判をめぐっては、生活保護を受給している県内の50代から70代までの男女5人が、生活保護の基準額が引き下げられたことは、生活保護法に違反しているとして、静岡市などに引き下げの取り消しを求めています。

 5月30日の判決を前に開かれた集会では、支援者らが裁判所に公正な判決を求め、署名活動への参加を呼びかけました。

原告・山本定男さん:「物価高で電気代も上がっているし、それが苦しい。裁判長に正確な判断、署名をそのために集めて」

 大橋昭夫弁護団長は14日までに集まった3800以上の署名を静岡地裁に提出しました。署名活動は引き続き街頭などで行うということです。