「外国人差別」ととられる資料配布 「日本人は礼儀正しく規律がある、その起源は武士道」 大道芸W杯プロデューサー 静岡市

 11月に静岡市で行われる予定の大道芸ワールドカップの大会プロデューサーが、ボランティアの講習会で外国人差別とも受け取れる資料を配布していたことがわかりました。

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「外国人差別」ととられる資料配布 「日本人は礼儀正しく規律がある、その起源は武士道」 大道芸W杯プロデューサー 静岡市

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 実行委員会などによりますと、大会のプロデューサーを務める奥野晃士氏は先月17日の市民ボランティアおよそ20人への講習会で資料を配布。この中で「日本人は礼儀正しく規律があると認められていて、その起源は武士道」などと日本人のルーツや特徴などについて持論を述べ、外国人差別と受け取られかねない説明をしたということです。

 批判を受け実行委員会は「本人が発信した内容や状況について確認したうえで、改めて報告いたします」とコメントを発表。

 一方、奥野氏も自身のSNSで「内部講習の資料に偏った内容を掲載し、それが『大道芸W杯』そのものの思考であるかのように紹介したのは、私の完全な間違いだった」と謝罪しています。

 大道芸ワールドカップは11月4日から6日にかけて3年ぶりの開催が決まっています。