「まん延防止」再延長で追加の補正予算案 飲食店への協力金きょう可決 静岡県議会
静岡県は、まん延防止等重点措置の再延長に伴い、時短要請に応じた飲食店への協力金などを盛り込んだ追加の補正予算案を県議会に上程しました。
静岡県
川勝平太知事:「新規感染者数は高止まりしていて、依然として医療提供体制のひっ迫した状況が続いている。要請に応じていただいた飲食店に対し、引き続き協力金を支給するための経費を追加提案する」
県は8日、一般会計に総額120億2700万円を追加する補正予算案を開会中の県議会に提出しました。大半がまん延防止措置の再延長に伴う経費で、時短営業の要請に応じた飲食店への協力金97億6700万円を盛り込んでいます。これについては早期の対応が必要だとして、きょうの本会議で全会一致で可決しました。
このほか、感染者の施設内療養を実施した介護サービス事業所への支援として4億5800万円、修学旅行など学校行事の中止や延期に対するキャンセル料の支援として4800万円が計上されています。またロシアのウクライナ侵攻による原油価格の高騰で負担が増している農業者らへの助成金として17億5400万円も補正予算案に追加されました。