記録的な雨の少なさ、大井川水系のダムで貯水量が激減…15日午前9時から2年ぶりの取水制限 静岡県

記録的な雨の少なさで大井川水系のダムでは貯水量が激減していて、あすから2年ぶりに取水制限が行われます。

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大井川水系あすから2年ぶりの取水制限へ

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「畑薙第一ダムです。水位が下がっていることから、 斜面がむき出しの状態になっているます」

県によりますと、大井川の上流部にあたる静岡市葵区井川と川根本町の先月の降水量は、いずれも平年の2割未満で観測史上5番目に少なくなりました。

大井川水系のダム貯水率は3割程度にまで減り、過去20年間の平均と比べても、半分程度の貯水量です。

これを受け、あす午前9時から2年ぶりに大井川水系の取水制限が始まります。

島田市や焼津市など9つの市と町が対象で、上水道は5%、工業用水と農業用水は10%制限されます。
取水制限は、前回147日間行われていて、今後の降水量など様子を見ながら期間が決まります。

県は「節水による影響がないよう努力するが、いつも以上に水を大切に使ってほしい」と協力を呼び掛けています。