静岡市・田辺信宏市長 新年度予算案を上程し最後の施政演説「見果てぬ夢はまだ道半ば」

静岡市議会の2月定例会で田辺信宏市長は新年度予算案を上程し、任期最後の施政方針を述べました。

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静岡市・田辺信宏市長 新年度予算案を上程し最後の施政演説「見果てぬ夢はまだ道半ば」

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田辺信宏市長:
「3次総の検証の中で、今後の最大の課題として取り上げるべきは危機管理の強化。3次総の検証を踏まえ4次総は、継承・進化させていく」

 田辺市政で過去最大となる新年度予算案を上程した田辺市長。

 一般会計で総額3517億あまりで、「5大重点政策」と位置付ける大型事業には、149億5000万円が盛り込まれています。

 20日の本会議では、4月に退任する田辺市長が最後の予算編成にかける思いについて語りました。

田辺信宏市長:
「私は今年61歳の齢に達しましたが、今、おぼろげながら抱きつつある大志は「国際感覚と大局観と胆力を兼ね備え、大志を抱いて次代を担う『たくましくしなやか』な人材を数多く輩出していきたい」というもの。見果てぬ夢はまだ道半ば。次代のリーダーシップを未来の市長、そしてここに一堂に会している議員各位に託したい」

 また20日は、一般会計で47億円あまりの減額となった2月補正予算案が可決されました。

 新年度予算案を含む議案の採決は、会期末の3月17日に行われる予定です。