衆院選1週間前の『前哨戦』…三つどもえの参院静岡補欠選挙投票始まる 午前11時現在の投票率は前回を下回る
参議院静岡選挙区の補欠選挙は24日、投票日を迎えました。24日午前11時時点の投票率は9.91%で、前回をおよそ1.7ポイント下回っています。
前の議員の辞職に伴う参院静岡補選には、届け出順に自民党で公明党が推薦する若林洋平氏(49)と、無所属で立憲民主党と国民民主党が推薦する山崎真之輔氏(40)、共産党の鈴木千佳氏(50)が立候補しています。
投票は午前7時から県内1156カ所で始まっていて、静岡市の葵区役所では有権者が続々と訪れ、一票を投じていました。
今回の参院補選は新型コロナウイルス対策や経済政策に加え、工事区間で静岡県が唯一、未着工となっているリニア中央新幹線の是非などを巡って論戦が交わされ、衆院選の前哨戦としても全国的に注目を集めています。
午前11時時点の投票率は9.91%と、前回2019年7月の参院選と比べて、1.7ポイント下回っています。また、23日まで県内131カ所で行われた期日前投票の投票率は15.04%と、こちらは前回と比べて0・51ポイント上回っています。
投票は一部の地域を除いて午後8時で締め切られ、即日開票されます。