新浜松球場　規模別に1日の使用料を提示　静岡県議会建設委員会

　浜松市の遠州灘海浜公園に建設が予定されている新浜松球場。

県のこれまでの調査で夜間照明がアカウミガメの生態に影響を与えることが分かり、「屋根のあるドーム球場」か「照明のない野外球場」の2つの案に事実上絞られています。

14日の県議会建設委員会で県はそれぞれの案の1日の使用料を示しました。

　収容人数が草薙球場相当の2万2000人規模の野外球場は1万7000円。ドーム球場は9万3000円ほど。

　一方、愛鷹球場相当の1万3000人規模の野外球場は、1万6000円。ドーム球場は9万2000円ほどになる見通しです。

　県は当初年内に案を絞り込む方針を示していましたが、議論はまとまりませんでした。

　今後は野球関連団体への意見聴取を進めながら、来年2月の定例会で1つの案に絞り込む方針です。