浜松市行政区再編問題来月から住民説明会を開催へ
浜松市の行政区再編を議論する市議会の特別委員会が開かれ、来月から住民向けの説明会を開くことが決定しました。
浜松市の行政区再編をめぐっては、19日に現在の7つの区を2区、3区、4区に減らし、それぞれで天竜区を単独にする案と他の区に複合する案の合わせて6案をたたき台とする方針が示されていました。
きょうの会議では、来月から自治会と区協議会の合わせて14ヵ所でこれまでの経緯を説明する事が決まりました。
委員からは天竜区に関して丁寧な説明を求める声が多く上がりました。
● 共産党浜松 酒井豊美委員
「非常に課題となっている天竜区ですが、なんせ広いもんですから、天竜、龍山、佐久間、水窪、春野に対する直接出向いての報告という形が取れないのかなと」
また、来年度から行政区再編に専従する鈴木副市長からは。
● 浜松市 鈴木伸幸副市長
「6案は2区3区4区案の天竜区の単独か複合かの複数案となっているだけなもんですから、天竜区の単独とするのか、複合にするのかということを、いの一番に決める段取りをお願いしたい」
今後、秋口までに区割り案を内定させ、住民の意見聴取を経て来年度中に区割りを決定していく予定だということです。