県民意識調査~水・食料・簡易トイレの備蓄割合は前回上回る だが備蓄量は十分とはいえない…静岡県
東日本大震災の発生から11日で12年です。静岡県が行った南海トラフ地震に関する県民意識調査で大規模地震に備えた家庭内の備蓄が増えていることが分かりました。
県は南海トラフ地震に関する意識調査をインターネットで行い、1841件の回答を得ました。
大規模地震に対する家庭内の備蓄についてのアンケートでは、常に一定量の食料を備蓄しておくローリングストックの認知度が85.7%と、前回調査を上回りました。
備蓄状況については食料は91.5%、飲料水は89%、携帯トイレ・簡易トイレなどは66。2%の人が備蓄があると回答し、いずれも前回調査を上回りました。
アンケートの結果について県は「ローリングストックの認知度、食料や水、トイレの備蓄割合は前回よりあがっているものの、備蓄量は十分とはいえない。地震に加え、風水害の備えとしても備蓄が有効であることを啓発していく」としています。