浜松まつり 5月3日からの3日間開催で決着 初日の午前中は初凧揚げのみ
4月5日午後、浜松まつり組織委員会の役員会が開かれ、これまでの方針を撤回し開催期間を例年通り5月3日から3日間とすることが決まりました。
浜松まつりをめぐっては、1月に開催された組織委員会で今年は新型コロナ感染防止対策として、参加者や来場客の密集をさけるため期間を例年より2日増やして5月1日から5日間で行い、初子の誕生を祝う凧揚げ合戦のみの実施が決まっていました。
一方、今年に入り市内174町に対して行ったアンケートでは、およそ4割の74町が不参加の意向を示すなど「今年の開催期間を短縮すべきではないか」という意見も出ていました。
浜松まつり組織委員会
廣野篤男 代表委員長:「1月22日の役員会におきまして開催の方向性について決定をし、その後も慎重に検討重ね準備を進めている。全国の感染状況はまだ予断を許さない状況、引き続き状況を注視し万全の体制を整備し進めてまいります」
午後行われた組織委員会の役員会では、アンケート結果を踏まえ具体的な開催日程が協議され、5月3日からの3日間での開催が決定しました。
廣野代表委員長:「令和3年度浜松まつりは5日間の分散開催から従来通りの5月3、4、5日の3日間開催とし、初日となる3日は午前中を初凧揚げのみとすることとしました。伝統を守るためにも何とか無観客でも、感染症のない祭りをやっていきたい」」
浜松まつり組織委員会
鈴木康友 委員長
「浜松まつりは子どもの誕生を祝うのが本旨。参加町が少ないのは残念だが祭りの実施はよかった」