無免許運転の中山真珠県議の辞職求める請願　袋井市民が議長に提出　静岡県議会

　静岡市清水区選出の中山真珠県議は、免許の失効を知りながら無免許運転をしていた上、当時の所属会派「ふじのくに県民クラブ」に対して、運転免許センターへの行きは自分の運転だったが、帰りは代行運転で帰ったと虚偽の説明していました。

　これらの問題を受け、県議会の自民改革会議、ふじのくに県民クラブ、公明党静岡県議団の県議会3会派全てが中山県議に対して辞職勧告決議案を提出する方針を示しています。

　そしてきょう新たな動きがありました。

「県議会で御審査いただきますように宜しくお願い致します。」
県議会中沢公彦議長:
「お預かり致します。」

袋井市の不動産会社経営川島繁さんが、県議会の中沢公彦議長に対し「中山県議に対する辞職を求める請願」を提出し、受理されました。

　この問題を巡って請願が出されるの初めてで、提出に必要な紹介議員には県議会3会派の代表が名を連ねました。

川島繁さん:
「中山さんの姿勢が頑張っている人に対して誠実なのか、どうだろうかということを一度諮って頂く目的で、請願という方法をとらせて頂いた。私単独の思いで、待っていてはだめだという思いがあって、お盆明け議会事務局の方に相談して請願書をとりまとめた」

県議会　中沢公彦議長:
「我々も彼女が一刻も早く辞職された方がいいと思っているが、県民の皆さんからもそういった声が公式に届いたということでありますので、これを厳粛に受け止めて、あすの議会運営員会に諮りたいと思う。」

　あす9月定例会に向けた議会運営委員会が開かれ、請願の審議の日程について協議されます。