伊豆市の柿木川に流入の廃棄物…県が行政代執行へ 調査費3000万円盛り込んだ補正予算案提出へ 静岡県
静岡県伊豆市の宗教法人の敷地から土砂が流出した問題で、県は行政代執行実施に向け、調査費用3000万円を含んだ補正予算案を9月の議会に提出する方針を固めました。
県によると、2020年9月ごろまでに伊豆市大平柿木の宗教法人「平和寺本山」の敷地内に、廃棄物が混入した大量の土砂が盛られ、その土砂が近くの柿木川に流出しました。宗教法人や役員に対し、県は土砂を全て撤去することなどを求める措置命令を出していましたが、応じられなかったということです。
県は行政代執行の実施に向けた調査費用として、今年度から来年度にかけての3000万円を盛り込んだ補正予算案を9月定例会に提出する方針です。