津波浸水想定区域への病院移転に抗議しデモ行進 反対派住民「将来的に非常に心配」 静岡市清水区の桜ヶ丘病院
根方ゆき乃記者:「反対派住民らが抗議の声を上げながらデモ行進を行っています」
28日午後、静岡市の清水庁舎前に集まっていたのは、桜ヶ丘病院の移転計画に反対する住民80人です。
桜ヶ丘病院をめぐっては、老朽化などの理由から津波浸水想定区域にある清水駅東口公園に移転させる計画が進んでいます。移転予定地では、22日に工事が再開していて、反対住民らが市に説明を求めて猛反発しましたが、田辺市長は、説明は十分に行っているとして工事を進める方針を示していました。
清水庁舎前で声をあげた反対派住民らは、その後、清水駅東口公園に向かって、練り歩きました。
反対派住民:「私たちとしては、あきらめないで、ここに病院を移転して建設するのは、将来的に非常に心配なものを建設することになるので、ずっと声をあげていきたいと思っている」